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段原紙値上げは完遂、値戻しなく取り切り、古紙下落から抵抗感も

  ■ 段原紙値上げは完遂、値戻しなく取り切り、古紙下落から抵抗感も

2019年3月30日

2年連続の段ボール原紙値上げ(10/kg+8/kg)は完遂取り切り、段ボールケースの値上げもようやく4月1日からという業界全体の雰囲気ができつつあったが、輸出古紙価格の大幅な下落が日経新聞でも報じられ一部ユーザー側から値上げに対し疑念視する声もでてきている。 

値上げに必死な中小段ボールメーカーに比べ大手一貫が数量を伸ばしていることから大手はケース販売値上げをしてないのではないかとの噂もあったが、

① 中小と異なり販売顧客数が膨大である為初動に時間を要したこと

② 需要家が価格よりも安定調達を優先したこと

③ 通信販売等大量生産のニーズが増えたこと

④ 設備投資による最新パッケージの提案ができ市場競争力が強い事が数量増加の要因だとの事だ。 

製紙メーカーは今回の原紙値上げを古紙価格以外のコスト増(人件費や運送費の高騰)が主たる要因として理由を説明しているが、古紙価格が過剰に下落したことにより製紙側の収益は急激に改善しており、次回四半期決算で製紙メーカーの収益が出すぎればケース、ひいては原紙値上げに対する抵抗感はさらに強くなることが予想される。

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